井上陽水が『少年時代』の歌詞に込めた意味とは?風あざみや夢花火って何?

歌詞考察

井上陽水の名曲『少年時代』は代表曲と言っても良いですが…
「風あざみ」?「夢花火」…?

辞書にない!
って言葉が多かったりしますよね。

今回は、井上陽水の少年時代の歌詞を考察していこうと思います。

考察は上から順番に意味を考えていくことで、次の歌詞の意味がふわっと浮き上がってくるので面白いですよ。

特に井上陽水の歌詞は新たな発見があることが多くて、おすすめです。

 

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井上陽水の『少年時代』の歌詞は


夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様夢が覚め 夜の中
長い冬が窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 想い出のあとさき夏まつり 宵かがり
胸のたかなりにあわせて
八月は夢花火 私の心は夏模様

これが一番の歌詞です。
メロディーを載せると、懐かしいような雰囲気ですが、歌詞だけを見るとなんだか意味が分かりにくいですよね。

想い出のあとさき…?宵かがり…?

 

まず最初に出てくるのは「風あざみ」という言葉。

この言葉については、本人も意味がないことを語っています。

 

 

 

 

井上陽水の『少年時代』の歌詞に込めた意味とは



「夏が過ぎ 風あざみ」
から始まるこの曲は、夏の終わりによく流れる曲です。
この曲は夏休みの終わりに聞くから、新学期の憂鬱さを思い出す、という方もいるのではないでしょうか。

 

 


風あざみの意味から見る井上陽水の歌詞の作り方


「風あざみ」には明確な意味はありません。
SONGSで本人により、これが造語であることが語られ、ネットで話題になったことがありました。

「オニアザミ」という言葉のインスピレーションから生まれた言葉のようです。

他にも、「夏模様」「宵かがり」「夢花火」という言葉が出てきます。
井上陽水は、こういった言葉に意味はなくて「響きのよさで作った」ことを本人の口から語っているのです。

https://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/190408/ent19040813210010-n1.html

有名な歌手の中でも、歌詞の意味を重視せずに響きだけで作る人は多いですよね。

例えは椎名林檎の『丸の内サディスティック』もそうみたいですよ。
そのため難解で、いろいろな人に考察がなされていて逆に面白かったりします。
歌詞考察のし甲斐はあるかもしれませんね。

少年時代も、まさに考察のし甲斐がある歌詞です。

 

 

では1番の歌詞の考察をしていこうと思います。

敢えて、考察しない部分を残しますので、それぞれ考察してみて欲しいなと思います。

 

 

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井上陽水が『少年時代』の歌詞の意味を考察してみよう



意味がない歌詞がいくつもあり、ちょっと苦しいですが
とりあえず文脈的に歌詞を読み取って、考察していこうと思います。

 

 

「夏が過ぎ 風あざみ」

夏はもう過ぎって、あざみも散って風に消えていった「誰のあこがれにさまよう」

時は過ぎるのに自分はここで立ち止まって、誰かにあこがれられたりしてるんだろうか。それとも…

 

「青空に残された 私の心は夏模様」

こうして青空をひたすら見ている私の心は夏から抜け出せずに、立ち止まり続けているんだ。

 

「夢が覚め 夜の中」

青空から夜になると、人は眠るけど私は目が覚めてしまい

 

「長い冬が 窓を閉じて」

冬の長い夜の暗くなった窓を閉じて

 

「呼びかけたままで 夢はつまり思い出のあとさき」

だけど夏の鬼ごっこなんかして呼びかけた声が頭に残っている。

見ることのできる夢というのはつまり、思い出があるから見れるんだな…

 

「夏まつり 宵かがり」

夏祭りは青空とこの夜の間の宵の暮れそうなときだったな…

 

「胸のたかなりにあわせて 八月は夢花火」

胸がわけもなく高鳴るのに合わせて上がる八月の花火も、この夢の中に出てくるんだ

 

「私の心は夏模様」

まだ私は夏の思い出を夢で見ているんだ。

 

 

子供の頃の思い出を思い返して、

昼は青空を見ながら。
夜は夏祭りなどの夢を見ている自分を描いています。

こうした夢は想い出があるからこそ見ることが出来るものだな…

としみじみ感じながら、思い返すのはいつも夏

思い返す自分は永い冬の中にいる。

私の考察では…

 

寒く長い冬に、暑く明るいウキウキするような少年時代の夏を恋しく思うような気持ち

を描いているのではないかと思いました。

タイトルの『少年時代』という言葉は歌詞には登場しないです。
ですが、少年期の夏の思い出をいつまでも夢で見ている姿が十分に想像できますよね。

多くを説明しないままでも、充分に考察できてしまうのが井上陽水の天才さを感じさせますね。

 

目が覚めて 夢のあと

長い影が夜にのびて

星屑の空へ

夢はつまり 想い出のあとさき

 

夏が過ぎ 風あざみ

誰のあこがれにさまよう

八月は夢花火 私の心は夏模様

 

この部分はぜひそれぞれ考察してみてください。

面白いですよ。

 

少年時代の概要をこちらに書いておきますね。

Wikipediaに面白いエピソードがありました。

 

 

 

 

『少年時代』の概要



1990年9月21日にリリースされた通算29枚目のシングル。

作詞は井上陽水

作曲・編曲は井上陽水と平井夏美。

当初、荻野目洋子のシングル『ギャラリー』のB面に使用される予定だった曲で、B面にしては良い出来だったのでシングル化されたそうです。

出典:Wikipedia-少年時代

 

 

 

 

まとめ


『少年時代』の歌詞考察をしてきましたがいかがでしたか?

「少年時代」というワードを挟まないまま、多くを語らなくてもその情景を思い起こさせる井上陽水って やっぱりすごいなと思います。

夏の終わりの歌か、と思いきや「冬」というワードも出てくる。

想い出を想起しながらも、夏の懐かしい時代を夢に見てノスタルジックになっている感じが十分伝わりますね。

メロディーに乗せると、その情景はもっと色濃くなるような感じもします。

これがプロだな…

 

皆さんも、井上陽水の歌詞考察してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

この歌のこの歌詞の意味考察してほしい、というリクエストもお待ちしています。

良ければコメント欄に書き込んでいってください。

 

 

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