「飾りじゃないのよ涙は」で中森明菜はなにを表現した?

歌詞考察

「飾りじゃないのよ涙は」は中森明菜の大ヒットソングの一つですよね。

中森明菜といえば、清楚、不良、清楚と交互に印象の違う曲をリリース。
そのどれもが大ヒットした、伝説の歌姫です。

「飾りじゃないのよ涙は」を提供したのは、あの井上陽水です。
自身が歌ったバージョンもありますので、そちらも是非聴いてみてください。

さて、この曲ってどんな意味が込められていると思いますか?
ふらふらとで歩く女性の歌?
不良っぽい?

 

確かに中森明菜の歌は、不良をイメージするものが多いです。
どれも深い意味があるかもしれません。

 

今回は、「飾りじゃないのよ涙は」に絞って考えてみて、考察していくと

意外と深いな~と思いました。

 

 

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「飾りじゃないのよ涙は」で中森明菜は何を表現した?

「涙」を表現する曲なのかな…

と思うタイトルですが、冒頭から裏切られます。

 

「わたしは泣いたことがない」

 

は?

 

 

って、最初に聴いた人は思ったでしょう。

 

「灯りの消えた街角」を車に乗せられて、乱暴に運転する人と共にいるような雰囲気で始まります。

 

やんちゃながら、なんとなくその運転手とは距離があって、車窓から窓の外を見ているようなイメージを感じます。

 

 

乱暴な運転手は彼女の気を引きたいのか、「赤いスカーフが揺れる」ほどの「スピン」などをかけて車を暴走。

 

それでも泣かないよとばかりにすましている彼女は、経験も豊富で動じないのだろうと聞き手に感じさせます。

 

 

 

「飾りじゃないのよ涙は」で中森明菜が表現したのは愛?

サビでは、「好きだと言ってるじゃない」という言葉がでてきます。

 

これは乱暴な運転手や、その後出てくる友人などに投げかけてる言葉なのでしょう。

不良な彼に振り回されても動じない強い彼女。

“俺のこと好きか?”なんて聴いてきたり、気を引くために車で暴走したりしているのでしょう。

 

ここでの”好き”にはどこか薄っぺらさがあるように感じます。

 

だから〜、好きって言ってるじゃない。何度言わせるの!?

 

愛を表現?とは少し違うような感じか私にはするんです。

 

 

かなり突き放してる感じ。

 

 

彼女を動じさせて泣かせてやりたい!

 

 

そんな彼の暴走を冷ややかな目で見つめている…

 

「飾りじゃないのよ涙は〜はっは〜」と盛り上がっている中で、彼女一人だけが冷静。

 

 

こういうマジックが井上陽水の真骨頂なのかもしれませんね。

どこか客観的視点を感じます。

 

 

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「飾りじゃないのよ涙は」で中森明菜が表現したのは哀?

「涙」を歌ってるんだから、哀しみを表現してるんでしょ?

 

って思うかもしれませんが、ここまで見てきて、誰も泣いていません。

 

 

2コーラス目では登場人物が増えて、「投げキッス」を交わす人や、入れ替わる「友達」がでてきます。(一瞬だけ)

彼らもサビでは一蹴されます。

さっきの彼も、その他の友人もまるで同列で、なんとなく特別感がない。

 

 

 

なにか薄っぺらい友情や彼氏との関係を描く…そんな1番です。

 

 

この状況自体が、彼女にとっては哀しみに近いのかもしれない。そう思えました。

 

 

泣いてる人は一人もいない、だけど哀しい。

 

 

この感情は、スターならではの感情なのでしょうか?

とにかく中森明菜の雰囲気にはぴったりのイメージがします。

 

 

共感できる?「飾りじゃないのよ涙は」

表面的な歌詞のようで、共感?とはいかなそうな歌詞。

 

でもやはり、多くの人に受け入れられるべき奥深さを秘めているようにも思えます。

 

「涙」を女の武器みたいに使う人に対してのアンチテーゼなのかな?と最初は思いました。でもなんか違う…

 

ここでは「哀しみ」を平常心で一蹴しています。。

彼に乱暴に扱われても、友達と別れても、「泣く」ということは「違う」と断言している…。

 

これは泣くタイミングではない。

と表現しています。

 

つまり、私が思うに…

平常心と「哀しみ」の間にある、微妙な心を誰かにわかってほしい。

 

そんな嘆きのような気持ちを感じました。

 

彼女も実は怖かったり、別れを惜しんだりしている…

実は平常心ではないのかもしれません。

この微妙な心の動きは、きっとその人にしかわからないもの。

泣いたり、表現したりして他人に示すほどのものではないのでしょう。

 

こうした孤独な感情は誰しも持つものなので、こう考えるとなんとなく共感できる歌詞とも言えます。

 

やっぱり井上陽水の歌詞って深いです。

 

 

アンサーが2番にある

この場面の次の歌詞2番に答えが載っています。

 

気になった人は是非曲を聴いてみてください。

 

 

「飾りじゃないのよ涙は」

唄:中森明菜

詩・曲:井上陽水

 

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中森明菜オフィシャル

井上陽水オフィシャル

 

 

 

 

まとめ

愛と哀のどちらも歌っているんだと思います。

現状の哀しみと、いつか会えるはずの愛への寂しさがあります。

 

テンポよく歌いながらも、「今は泣くときじゃない」という強い意志のようなものを感じますね。

 

わたしは昨日泣きました。

 

旦那とケンカして泣きました。

 

こんなことで動じない人は素敵だと思います。

 

あくまで個人の感想です。

考察失礼しました。

 

 

 

 

もっとこういう解釈がある!

いや、ここがエピソードと違う!

などご意見ありましたら、コメントで教えてください。

 

 

 

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