病み上がりなのにだるーい。
そんな時に無理は禁物。
休むいい機会ですから。長い期間をかけて完全に治すことも大切ですよ。
こんにちは。元医師を夫にもつひとりです。
風邪がせっかく治りかけているのに、今無理してしまうのはとってももったいないこと。
その理由を書いてますので、きちんと納得して治してください。
このページに書いてあること
病み上がりがだるい理由は
まだ免疫が回復していないのかも
病み上がりのはずがなぜかだるいと感じるのは、免疫力がまだ回復していない状態かもしれません。
その場合、新たな菌が入ってきたときに風邪がぶり返してしまうことも。
いくら忙しくても、風邪の治りかけの時期は油断してはいけませんよ。
それに、治りかけの時に人と会うと、風邪をうつしてしまう可能性もあります。
風邪の治りかけはうつしやすい
風邪が治りかけの時期というのは、ウイルスや菌を体外へ出そう、出そうとしています。
そのため、免疫が落ちかけている人と会うと、うつしてしまうこともあります。
特に締め切ったオフィスなどでは感染しやすくなるため、どうしても出勤しなければならない場合はマスクが必須となるでしょう。
感染すると危険なインフルエンザや、新型のウイルスなどの場合は、なるだけ大事をとり休みを取ってください。
自分が感染源になってしまうと、信頼性まで失ってしまう可能性がありますからね。
では、病み上がりなのにだるいと感じる時はどうすれば良いのでしょうか?
元内科医の夫に聞きましたのでお伝えしますね。
病み上がりがだるい時の対処法
病み上がりでもしてはいけないこと
- 健康な時の様な仕事をする
- 体を冷やす
- 無理をする
健康な時の様な仕事をする
病み上がりの時に、健康な時と同じような仕事をするのは危険です。
なにより、だるいと感じている時はまだ完全な病み上がりの状態ではありません。
いつもと同じ仕事量をするのはもちろん無理がありますよ。
早上がりにさせてもらうとか、同僚に仕事を少し肩代わりしてもらうようにしましょう。
学生の場合は保健室で休ませてもらったり、早引けして無理をしないようにしましょう。
身体を冷やす
起きて行動していると、気が付くと体が冷えてしまっていることがあります。
病み上がりの体は冷えが大敵。
折角治ってきている風邪も再び免疫が低下することでぶり返しやすくなりますよ。
免疫も再び落ちるので、ウイルス性の風邪も活発化。
無理をする
病み上がりの状態では無理は大敵です。
普段の行動もできるだけ制御してほしい所。
ましてさらに無理なことをしてしまうのは、ぶり返しの原因になりますよ。
ましてだるい状態が続く場合は、周りの理解を得て安静にしておくようにしましょう。
とにかく体を休めよう
病み上がりでだるいと感じる時は、とにかく休んで体を休めるのが大切です。
温かい格好をして、身体を冷やさないようにして安静にしましょう。
とにかく体を温めよう
高い体温の体の中では、免疫が上がってウイルスや菌が弱まります。
もしまだ熱があるようであれば、汗をかいて毒素を出すことも大切です。
ただ、39度以上の熱が高い時は脳にダメージが起こることがあるので、熱を下げることを優先させましょう。
消化に良い物を食べよう
風邪の時の免疫力は、症状を治すことにエネルギーを取られるため、消化器官は休みがちになります。
そんな時は消化に良い食べ物を取ることがおすすめ。
おかゆも簡単ですし、うどんは冷凍のものを使えばすぐにできます。
病み上がりの時はだるくてご飯を作ろうとも思わないものです。
けどエネルギーがないと風邪は治りません。
簡単レシピを利用して、身体のいたわりメニューを食べましょうね。
病み上がりにだるくても食べたい栄養
- たんぱく質
- ミネラル
- たっぷりの水分
病み上がりのようなだるさが残るときは、量を食べるよりも栄養価を上げることを考えた方が良いです。
水で煮込んだだけのおかゆよりは、卵やおかかなどを加えた雑炊にしてしまった方が栄養価が高くなります。
風邪で免疫が落ちているときは、胃や腸の消化活動が緩やかになりつつ、免疫細胞を増やす方にエネルギーを使っています。
そのため、スムーズに胃や腸を通過してくれる、消化にいい食べ物を食べるのが鉄則。
量をたくさんべれば良いというわけではないんです。
増やすとすれば、水分。
その点、おかゆや雑炊にするとたっぷりの水分を一緒に摂ることが出来るのでお勧めですよ。
コンビニで買える病み上がりメニュー
栄養ドリンク
ユンケルを風邪の時に飲むという人も結構多いと思います。
風邪を引いてしまうと、様々な栄養が治療のために奪われていきます。
その為、生薬などの栄養が配合されたユンケルが、とても良いです。
ユンケルがない場合でも、タウリンなどが含まれたリポビタンDのような栄養ドリンクにも緩やかながら効果はあります。
食事がどうしてもとれないけど手っ取り早く治したい、という場合は、うまく栄養ドリンクを利用して快方に向かうように心がけましょう。
おかゆ(パウチ)
パウチ型のおかゆはコンビニにも良く置いています。
卵や梅、鮭などがあらかじめ混ぜられたおかゆなどもありますし、バリエーションも好きなように選べると思います。
卵を別に買って、自宅で土鍋などに映して卵でとじてもおいしそうですね。
お茶づけのもとを混ぜるのがおすすめです。
ゼリー
とぅるんとした食感が、風邪の喉の痛い時に気持ちいいです。
ヒヤッと冷たいのも、嬉しいですよね。
果物が入ったゼリーも多いですし、みかん味などならビタミンCも一緒に摂れます。
鮭おにぎり→家庭で雑炊にアレンジ
おかゆはたくさんのごはんが必要ないので、おにぎりくらいの量でも十分です。
小さい土鍋に水を張り、おにぎりを崩して入れます。
沸騰するまで熱し、付属の海苔を破きながら入れて溶かします。
めんつゆや塩などで味を少し整えて卵でとじれば、雑炊の完成!
海苔のミネラルも摂れておすすめですよ!
まとめ
風邪の時は無理をしないようにしましょう。
健康の時に早く戻りたいなら、急がば回れ。
完全に回復したと実感してからにしましょう。
治りかけは、治ったわけじゃない。
人にうつしやすくなっているいるし、自分が倒れてしまう可能性もある時期です。
安静に温かくして回復を待ちましょう。
摂りたい栄養やコンビニで買えるメニューもご紹介しました。
とにかく治すことが大切。
風邪になったら休むいい機会ですよ。
コメントいただけたら嬉しいです^^
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