うちの子、角膜潰瘍になりました。本当にショックです。
角膜潰瘍とは、何かが原因で、目の角膜に傷ができる症状のことです。
それが、うちの子に。
身体の小さなうちの子だけに、大きな目が痛いのは本当に気の毒です。
そう、角膜潰瘍って痛いらしいのです。
今回はうちの子の角膜潰瘍の様子を載せていきたいと思います。
決して面白くて載せているわけではありません。
同じ症状の方に参考にしていただきたいからです。
特に今回は、長引く角膜潰瘍についてです。
現在うちの子の角膜潰瘍は発症後3週間です。
綺麗になるまでには半年ほどかかるという方もいますので、予断を許しません。
ではどうして、シーズーは角膜潰瘍になってしまうのか。
その辺からお伝えしていきますね。
このページに書いてあること
シーズーは角膜潰瘍になりやすい。
実はシーズーは角膜潰瘍にかかりやすい犬種。
目が大きくて、ドライアイにもなりやすいために、重症化しやすい犬種です。
シーズーの他にも、
・ボクサー
・フレンチブルドッグ
・パグ
・スパニエル
…といった犬種がかかりやすいそう。
短頭種が多いです。
しかしこれはあくまでかかりやすい犬種の例。
目が乾いたり、ぶつけたりするリスクのあるワンちゃんなら、どんな犬種でもかかる可能性があるようです。
シーズーは特になりやすい犬種
シーズーであるうちの子は、角膜潰瘍に元々なりやすいです。
それは目が大きく瞼に収まっていないからです。
外部からの傷も他の犬よりも防ぎにくいため、普段から気を付ける必要がありました。
うちには猫もいて、
本人(犬)は藪の中も大好き。
夜は半分目を開けて寝ているし、ドライアイにもなりやすい
気が付いた時には目が開かなくなっていたので、何が原因かはわかりませんでした。
かかりつけの動物病院は発症日にお休みだったため、発症から3日開けて行ったために、早期治療開始とはならなったところがちょっと後悔ポイントです。
シーズーの角膜潰瘍に対しては獣医さんはもう手慣れた様子で治療を開始してくれました。
きっとよくある症例なのでしょうね。
動物病院では、抗生剤の注射を打ってもらって、薬の嫌いなうちの子に配慮してくれました。
とりあえずは獣医さんに従って治療を進めていくしか私にはできませんでした。
でも心配なのは、シーズーはなかなか角膜潰瘍が治りにくい犬種ということ…
うちの子は大丈夫かな…?
シーズーは角膜潰瘍が治りにくい
シーズーの場合、一度かかった角膜潰瘍が治りにくいようです。
目が大きいためにドライアイにもなりやすいんですね。
うちのシーズーもかかってもう3週間です。
傷は塞がっているものの、防衛本能で目に向って伸びてきた血管が肉化して残っています。
実行している治療は、
- 1週目は1日2回2粒ずつの飲み薬と、2種類の目薬。
- 2週目からは1日1回3粒ずつの飲み薬と、同じ目薬
…です。
薬が嫌いでも、ドライフードに混ぜると知らないうちに食べてしまいます。
これを続けていますが、素人目には治っているかどうかがよくわからないです。
私としては獣医さんに従い、点眼を続けるしかありません。
ネットを見ていると「難治性」という言葉も出てきました。
うちの子が「難治性」の治りにくい角膜潰瘍ではないことを祈るばかりです。
シーズーの角膜潰瘍の経過観察
うちの場合、角膜潰瘍は決して浅くはなかったものの、角膜穿孔(かくまくせんこう)というひどい状況にまでは達していなかったようでした。
点眼治療と薬餌療法だけで済んでします。
もし穿孔、またはその寸前だったら、手術をしなければならなかったかもしれません。
現状はとりあえず、血管が角膜に向って修復に来てくれていて、そこだけが違和感のある状態です。
手術するまでには至らなくてひと安心。
起きている間は、エリカラ(エリザベスカラーのこと)もなんのその。
めちゃめちゃ活発に走ります。
身体は丈夫なところが取柄でもあるうちのシーズー。そこが救いでもあります。
ただ、まだまだ痛いのか寒いのかわかりませんが、特に朝などに震えていることがあります。飲み薬が終わるまではまだまだ油断せず慎重に付き合っていきたいところです。
お肉が目に残ってる右目
これがきれいにならなかった時は、また考えなきゃいけないかもしれません。
今後気を付けたいこと
目に細菌が入らないことですね。
頭などが痒くて床でこすることも多いので、エリカラを付けていないときは目が離せません。
治った暁には、真っ先にシャンプーしてあげたいなって思います。
ちなみにシャンプーも角膜潰瘍の原因になるので、目の保護を第一に考えながらするのが良いですね。
角膜潰瘍の発症や悪化の原因
- シャンプー剤が目を刺激
- 細菌や寄生虫の角膜侵入
- 猫の爪や藪などによって傷がついた場合
- ドライアイ
また、寝る前の点眼は忘れないようにしないと、朝にドライアイになってしまうこともあります。
飼い主として
うちの子が角膜潰瘍を発症、治療している時は落ち込むこともありました。
気を付けていれば、こんなつらい思いさせなくてよかったのかな…?
里親に出した方がこんな目に合わせなくても済むかも…。
そう思うことも。
現在もまさに治療中ではありますが、獣医さんが「治ってきているね」と言ってくれることがどれほどか、心の救いになっています。
治療にはお金もかかりますが、安心感も得られます。
それは何にも代えられないものだと、今実感しています。
実は私、見た目に良くなってきているかがよくわからない状態だったので、必死で角膜潰瘍の画像をネットで漁りました。
ちなみに「犬_角膜潰瘍」で調べると、結構痛々しい画像が出てきます。本当に困っている方だけ検索してみてください。
そんなわけで沢山のワンちゃんの肖像の画像を見て、うちの子の症状と似ている画像のサイトで治療法なども調べたりしました。
症状は犬もそれぞれです。
「似ているけどよく見ると違うな~…」ってのが多くて、結局うちの子の目の状況はネット上では調べ切れなかったんですね。
一発で症状を判断してくれる動物病院は、やっぱり偉大です。
もし角膜潰瘍かもしれなかったら、必ず早めに動物病院に行ってください。
うちの子の場合、ブログ書き始めてすぐの時に発症したので、悩み過ぎてブログを書く手も止まりがちでした。
今は獣医さんの「治ってきているね」の一言にとても救われている状態です。
同じ症状のワンちゃんはいますか?
似ている症状のワンちゃんの目の画像を探しまくりましたが、全く同じ症状の画像を見つけられなかった私です。
もし似ている症状で、点眼生活で、角膜にお肉が出ているというワンちゃんがいれば、コメントしてみてください。
早期治療第一の角膜潰瘍です。
症状がある場合はすぐにでも動物病院へかかってくださいね。
コメント
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