気分が上がらない時は、強制的に脳の中の幸福ホルモンを増やせばよいのです。
こんにちは、ひとりです。
今回は、どうしても気分が上がらない時の原因や対処法について見ていこうと思います。
楽しい気分は貯金しておけないものです。
常に幸福を感じるように動いていくことがおすすめ。
でもそれはなぜ?
それは、脳の中のホルモンが関係しているんです。
とくに重要なのは、あの物質です。
ではいきましょう。
気分が上がらない時
気分が上がらない時何かしていることはありますか?
強く
「これがしたい!」
と思った時は、正直にその思いに従うことが、脳にとっては良いことの場合が多いです。
モヤモヤした思いというのは“脳”が関係している場合が多いんですよ。
ですが困ったことに、脳はコントロールが効かなくなりがちな器官です。
- 危害がないとわかっていても、あるものに対して極端な恐怖症がある。
- ある人に対してはどうしてもキツく当たってしまう。
…これらはみんな脳の仕業。
心でいくら思っても、脳の指令は絶対☆という感じになってしまうんです。
会社や学校など、自分の意見とは関係なく働かなくてはならない場面の多い場所は多いですよね。
日本の社会の中には確かに多いんです。
そうした場所では、どうしても能動的に動かなくてはなりません。
能動的ってわかりますか?
「これがしたい!」っていう本能とは関係なく、命令や指令、ノルマなどに沿って動くということです。
そうすると、心では仕事をする!という思いがあっても、脳ではしたくない!となったりします。
また、上司のやりに従わなくてはいけないと心では思っていても、脳では違う方が良いのに…と思ったりもします。
常に必要事項とは逆、または違う方向に行きたいな~と脳で思っている…
そうすると、脳が疲れてしまうことがあります。
これにはちゃんとした原因があります。
今度は、気分が上がらない時のはっきりとした原因はなにか…。
その辺を探っていきましょう。
気分が上がらない時の原因は?
脳にはセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンといったホルモンがあります。
ドーパミンやノルアドレナリンが意欲や攻撃的な気持ちを引き出すのに対し、セロトニンはそれらを抑える性質があります。
ドーパミン:
喜びや意欲、快楽を起こす脳内物質。過剰に分泌されるとアルコールなど、依存体質になりやすくなる。
ノルアドレナリン:
緊張感や不安を起こす物質。ノルアドレナリンが適度な人は、良い緊張感によって意欲が湧き、本番に強い。過剰に分泌されると、攻撃的になったりヒステリーを起こしたりもする。
セロトニン:
ドーパミンやノルアドレナリンをそれぞれ抑える性質がある。気分の浮き沈みにはこのセロトニンが重要な役割を果たす。不足すると、それぞれバランスを崩してしまう。
ここで大切な物質はセロトニンです。
セロトニン不足は脳のバランスを崩すだけでなく、実は睡眠の質を下げてしまう原因にもなってしまうんですよ。
体内では、日中にセロトニン、夜間にはメラトニンを生成しています。
これは、人の体内時計を形成するのにも大切な物質です。
日中はセロトニンをたっぷり作り、夜間にはそれを材料としてメラトニンに変換されます。
メラトニンは強力な抗酸化ホルモンで、眠っている間の疲労回復の原料となるのです。
そのため、セロトニンを昼間のうちにたっぷりと作っておかないと、夜のメラトニンが十分に作れず、疲労回復も中途半端になってしまいます。
睡眠の質がよくなくなると、ストレスを感じやすくなったり様々な体の不調につながります。
とにかく!
セロトニンがとっても大切!ということは分かりますよね。
セロトニンが不足すると…?
- ドーパミンやノルアドレナリンのバランスを崩す
- 睡眠の質を下げる
ということは、
セロトニンさえたくさん作れれば、気分のモヤモヤも、睡眠不足も解消しやすくなるんです。
ということは、毎日の疲労感は体だけが原因ではなく、脳が関係しているかもしれません。
気分が上がらない時の疲労感
セロトニンの不足を原因とすると、気分が上がらない時の疲労感も説明が付きますよね。
睡眠の質がよくないのもセロトニン不足が関係しています。
セロトニンが十分でないためにメラトニンが不足して、疲労回復も十分じゃなくなります。
ドーパミンやノルアドレナリンのバランスも崩れてストレスも溜まりまくります。
その足で人や社会と接すると、トラブルも起きやすくなります。
そうしたトラブルがまた脳にストレスを与えます。
うわ~、なんかスパイラルですね。
こうした悪循環を繰り返していたら、当然疲労は溜まりまくりです。
私はこういう状況を、「精神の詰まり」とよんでいます。
精神の詰まりは、身体の疲労感とは関係がない!
と思ってはいませんか?
それは間違いですよ。
脳は様々な感覚をつかさどる器官。
当然疲労感を体へ伝えるのも脳ですから、脳の疲労は身体の疲労と密接に関係しているんですよ。
では、本題。
セロトニンを増やして行くにはどうしたら良いか。
こちらでは具体的におすすめの行動5つをご紹介していきます。
私も過去を振り返ると、こうした行動をよくしていたな、と思うものばかり。
習慣化することが簡単なものばかりなので今日からでも試してみてはいかがでしょうか。
セロトニンを増やす5つの方法
- 日光を浴びる
- ウォーキングやジョギングをする
- 人と触れ合う
- ヨガをする
- オナニーをする
日光を浴びる;
昼の幸福をつかさどるセロトニンを増やすには、日光を積極的に浴びることが大切だと言われています。
日光の光を網膜が浴びることによって、セロトニン量が増えると言われています。
現代人は、オフィスワークやデジタルの発達による屋内作業が増えたことによって、太陽を浴びる習慣がなくなってきています。
鬱傾向の人が増えてきたのもそのため。
屋外での運動は、ビタミンDの形成に良いと昔から言われてきましたが、脳に対しても良い効果があるようです。
浴びる目安は30分です。
日光の浴び過ぎは、皮膚に負担やダメージも与えます。
目でももちろん直視せず、自然に日光を浴びる感覚で良いと思います。
ジョギングやウォーキングのついでに浴びるのもおすすめです。
なぜなら、それらもセロトニン形成に役立つと言われているから。
リズム運動はとってもいいんですよ。
ウォーキングやジョギングをする:
ウォーキングやジョギングなど、テンポの良いリズム運動はセロトニンの形成に良いと言われています。
日光浴のついでに早朝に行うのが特におすすめ。
15~30分を目安に行うと良いです。
その際、あまり人気のない場所で合ったり、同じように走る目的の人しかいないような場所だと運動に集中できます。
他の人の目や行動が気になって集中できなくなってしまうと、脳に負担がかかります。
どうしても外ではできないようであれば、ランニングマシーンを活用するのもおすすめですよ。
人と触れ合う:
人は本能的に、人と触れ合うことで喜びを感じる生き物です。
赤ちゃんが母親に抱かれて笑顔になるのと一緒で、大人もまた人肌に触れることで幸福を得ることも多いです。
エステやマッサージの後にスッキリとするのは、施術に加えてセロトニンがいつもより分泌されていることも大きく関わっていると言われています。
友人や恋人と会っているだけでも、触れていなくても幸福を十分感じます。
休みの日に積極的に人を誘って、イベントなどに参加してみるのもおすすめですよ。
ヨガをする:
呼吸を深くすることはセロトニンの分泌に良いと言われています。
普段の浅く無意識な呼吸では全く効果はありません。
意識的に胸を動かすように深く呼吸をすることがとても良いんですよ。
ヨガは、呼吸がとても重要なワークアウトです。
様々なポーズをとりながら呼吸を整えることによって、体の中からデトックスするようにイメージを膨らませます。
少し汗もかきますし、行った後スッキリした気持ちにもなりますよ。
オナニーをする:
オナニーをすることによって、呼吸が深くなったり、「気持ちがいい」という幸福感に包まれます。
自分で作り出す適度な刺激によって、セロトニンを十分に刺激することが出来ますよ。
そういった気分になれない時は、セクシーな動画や漫画を読んでみても気分は高揚します。
鏡に映しながらしてみるのもおすすめですよ。
気分が上がらない時の原因や対処法について見てきました。
皆さんは気分が上がるようになりそうですか?
それではおさらいしていきますよ。
まとめ
気分が上がらないと思った時、それは脳の不調かもしれません。
やりたい行動としなければいけないことと、それがちぐはぐすることで、脳が疲れてしまっているのかも。
そうした時は、脳のホルモンのバランスが崩れている可能性が高いです。
中でも、セロトニンの分泌量が減っていると、睡眠にも影響が出ます。
セロトニンが、気分を上げる近道ですよ。
セロトニンを増やす方法も5つ紹介しました。
アクティブに動く自分の方が好きじゃありませんか?
気分が上がらないスパイラルを断ち切って、セロトニンを増やして!
そして行動的な自分を手に入れましょう^^
ご意見などございましたら、コメントで教えてください。
コメント
[…] セロトニンを増やす方法は?の記事。 […]