ニキビを治したいと思った時、食べ物のことも考えてみませんか?
昔ニキビの思春期を過ごしていた、ひとりです。
食べたり飲んだりしたものが、確実に自分の一部になっていく青春時代。
ニキビがとってもできやすい時期でもあります。
それは大人になっても続くことも。
一度本気でニキビを治そうと、習慣を見直してみるのはどうでしょう。
ニキビは悩み続けるものではない。
一気に治していくものだと思います。
緩やかに徐々に治っていくものでもありますが、長く悩んだことを思えば、凄く短期間で治ったような気もするんです。
洗顔も大切。保湿も大切。
更に、食べ物や飲み物も並行して変えていくと、あれ?いつの間に治った?って思うことも。
そんなニキビケアによい食べ物や飲み物をご紹介します。
このページに書いてあること
ニキビの原因は何?
ニキビの原因は角栓ができやすくなっていること。
ニキビが出来てしまう箇所に溜まる脂が原因だと思っている方が多いですよね。
それは間違いではないんですが、その箇所の水分が不足することで、結果的に油分が溜まってしまいます。
溜まった皮脂と、毛穴の中でくすぶっている毛が結びついて塊になってしまうと、角栓になります。
その角栓がまた次の段階で、吹き出物へと成長してしまいます。
なので、油分を取り除くというよりも肌表面の乾燥状態を防ぐことの方が大切。
でも、これはあくまで表面のケアのおはなしです。
ニキビを治すために食生活から改善したい!
そう思っている方に、ニキビに効くとされる食べ物をご紹介していきます。
ニキビに効く食べ物は…
βカロテン(ビタミンA)が豊富な食べ物
かぼちゃやほうれん草、ニンジンなどの緑黄色野菜。
鶏や豚などのレバーにもビタミンAが含まれていますが、βカロテンから摂る方が理想的です。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚の粘液を強化する作用があります。
かといって過剰に摂りすぎても健康には良くないので、カボチャでいうと1個の16分の1以下でも良いでしょう。
ビタミンB1が豊富な食べ物
ニキビをできやすくする糖質や脂肪酸の代謝を促す栄養素。
豆類や豚肉、雑穀などにも含まれていて、手軽な物だと全粒粉パンなどがおすすめです。
酵母で作られたパンなら尚おすすめで、酵母にはビタミンB1を溜めておく力があるそうです。
ビタミンCが豊富な食べ物
ビタミンCはお肌にとって最強の助っ人ビタミン。シミやしわを防ぐアンチエイジング効果も期待できる栄養素です。
ニキビを治すにもいい効果が得られます。
肌表面で開いた毛穴を閉じさせる効果もあり、角栓が出来そうなところにも徐々に効き目がありますよ。
思春期に飲む清涼飲料水は、ビタミンCのイメージがありませんか?
MATCH とか ビタミンレモンとか。
思春期ニキビにもビタミンCはおすすめです。
つまりニキビに良い食べ物をリスト化すると?
- 緑黄色野菜(かぼちゃ・にんじん・ほうれん草)
- レバー
- 豆類
- 味噌や納豆などの大豆製品
- 雑穀米
- 全粒粉パン
- みかんやレモン
- ヨーグルト
- 酵母
こうした食材と一緒に、食物繊維を適度に摂ると効果的です。
にんじんやみかんには、水溶性の食物繊維が含まれているのでおすすめ。
みかんは甘皮の白いわたを一緒に。
にんじんはすって、ヨーグルトなどと混ぜて食べると良いですよ。
糖分の多い食べ物や動物性脂肪の多い食べ物は…
やっぱり、糖分と動物性の脂の多い物はどうしても吹き出物やニキビができやすくなります。
糖分
肌の新陳代謝に必要な、ビタミンBは、糖分の消化のために奪われてしまいます。
動物性油
皮脂の成分、TG(トリグリセリド)の原因となりやすくなります。
ニキビに効く飲み物は…
ドクダミ茶
ドクダミ茶はアトピー性皮膚炎にも効果のある、皮膚に良い飲み物です。
糖がニキビに良くないことはお伝えしましたが、摂取した糖分が体に余ってしまった時にできる糖化たんぱく質(AGE)を抑える意味でもドクダミ茶はいいんですよ。
AGEは、薄毛の原因にもなりますが、毛穴の詰まりを生んでしまう意味ではニキビ予防とも理屈は一緒。
ドクダミ茶を飲むことを習慣化すれば、緩やかではありますが、徐々に効果を発揮してくれますよ。
ビタミン飲料
ビタミン飲料を飲むことは、ビタミンB1やビタミンCを積極的に摂るために手っ取り早い摂取方法です。
もちろん、錠剤タイプのものをサプリとして飲むのも効果はあります。
でもすべてのものは継続して飲んでいくことがとっても大切。
効果が緩やかなので、一時我慢は必要でしょう。
わたしもひどい肌荒れには苦労しましたが、肌ケアとこういった栄養を摂ることを併用して行いました。
2週間単位や1か月単位で、変化を実感するレベルなので、気長に続けることが大切ですよ。
どうしてもすぐ治したい
つきなみですが、洗顔やスキンケアを変えてみることがやっぱり一番効いた!と言わざるを得ないんです。
モッコモコの泡で優しく洗顔→保湿パック
これが本当に効きます。
定番のプロアクティブも個人差がありながらも、評判は上々↓
プロアクティブは一時期、ステロイドの副作用が口コミで悪い評判を呼んだことがありました。
でも医師などの認識は違って、ステロイドの場合、これを続けながら徐々に普通の洗顔料や軟膏に戻していくことが大切だと言われています。
ステロイドは、一度皮膚を劇的に改善するので治りが早いです。
ただし、肌が極端に敏感で弱い人には適さない場合があるので、酷い時はクリニックにかかることをおすすめしますよ。
まとめ
ニキビに良い食生活をしていると、自然と健康体になっていきます。
肌の新陳代謝を上げるには、消化・吸収・排泄をスムーズにすることが大切。
身体全体の健康状態をよくすることが、ニキビの根本治療に対しては近道とも言えます。
豆や肉、レバーや重要なビタミンなどをバランス良く摂って、ニキビしらずの肌に近づいていってもらいたいな、と思います。
どうしても手っ取り早く治したい時は、一気に治るステロイド治療を挟むのも良いと思います。
ステロイドは依存性があるので、徐々に普通の洗顔や軟膏へと戻していって、依存しないように慣れさせるのが鉄則。
それも正しい治療法ですので、不安な場合はクリニックにかかるのも良いですよ。
ニキビが綺麗になるときって、タイミングがあるんですよ。
治るときは一気に治る。
それを実感したことがあります。
自分に合った治療法が見つかるまでには、とても悩むと思います。
でも諦めないで、今日・明日からできることから始めてみてはいかがでしょうか。
ニキビケアに関することで、ご意見ありましたらコメントお願いします。
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